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セカンドオピニオンの上手な活用法は?


  • [公開日]2019.08.28
  • [最終更新日]2019.10.11

監修:日本医科大学 勝俣範之 先生
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受ける目的をはっきりさせておくことが大切です

セカンドオピニオンを上手に受けるために、まず大切なのが今の主治医の話をよく理解することです。診断された病名や病気の状態、進行度、勧められる治療法とその理由などをしっかりと聞き、疑問点や不安な部分は、主治医に相談しましょう。しっかりと話し合うことで、信頼関係も深まりますし、迷いが解消することもあります。それでも他の医師の意見を聞いてみたい、ということであればセカンドオピニオンを受けてみましょう。とはいえ、何人もの医師に話を聞いて治療を先延ばしにしてしまい、治療が遅れて、がんが進行してしまった、ということがないよう、主治医には治療の選択はいつまでにしたらよいのか、まず確認しておくことが必要です。

「最新科学が進化させた世界一やさしいがん治療」P65(武田篤也著 KKベストセラーズ出版)より作図

セカンドオピニオン先の選び方は、がん診療連携拠点病院に設置されているがん相談支援センターなどに相談をするとよいでしょう。セカンドオピニオン外来は、基本的に公的医療保険が適用されない自由診療(自費診療)です。費用は病院によって異なりますので、病院を探す際は、費用もあわせて事前に確認をしましょう。また、最初の診断や治療法を提示された診療科とは他の診療科の医師の意見を聞くことも重要です。

セカンドオピニオンを受ける病院が決定したら、現在の主治医に受けたい意思があることを伝え、紹介状やこれまでの検査結果のデータなどを準備してもらいましょう。言い出しにくい場合は、がん相談支援センターや看護師などに相談するのもよいでしょう。

セカンドオピニオン当日までに、伝えたいこと、聞きたいことを整理しておきましょう。「手術を勧められているけれども、放射線治療を検討したい」のか「今勧められている治療法で本当にいいのか」など、質問事項をメモしてから行くと、限られた時間を有効に使うことができます。

インターネットや書籍には、さまざまな治療法が掲載されています。信頼できる情報もある一方、効果が科学的に証明されていない自由診療で行われる治療に関する情報もあります。自己判断せずに、情報に迷ったときは、主治医やがん相談支援センターに相談しましょう。

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