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米国癌治療学会議(ASCO 2018)で注目すべき6つの演題

[公開日] 2018.05.15[最終更新日] 2018.05.15

2018年6月1日より5日までアメリカ合衆国・イリノイ州・シカゴで米国癌治療学会議(ASCO 2018)が開催される。本学会では2500本以上の演題が採択され、3350の演題の抄録がオンライン上「abstracts.asco.org」で2018年5月16日午後5時より公開される。 また米国癌治療学会議(ASCO 2018)開催に先立ち、2018年5月16日午後12時より報道関係者向けに米国癌治療学会議(ASCO 2018)において特に注目すべき演題の概要を公開する「EMBARGOED PRESSCAST」が開催されるが、そこで紹介される6つの演題は下記の通りである。 1.HER2陽性早期乳がん患者に対する術後化学療法としてのトラスツズマブ(商品名ハーセプチン)の至適投与期間が6ヶ月間なのか?12ヶ月間なのか?を比較検証した第III相試験(Abstract 506) 2.放射線療法治療中の頭頸部がん患者に対するモバイルテクノロジーによる症状・経過観察の有用性を検証した探索試験(Abstract 6063) 3.米国予防医療専門委員会が実施した2016年度肺がんスクリーン検査の検診率分析結果(Abstract 6504) 4.進行性非小細胞肺がん患者に対する次世代シーケンス(NGS)または単一遺伝子シーケンスの費用対効果を比較検証した試験(Abstract 9031) 5.不眠症を発症したがんサバイバーに対する鍼治療または認知行動療法の有用性を比較検証した無作為化試験(Abstract 10001) 6.T細胞悪性腫瘍を有する小児または若年成人に対し強化化学療法にメトトレキサート+ネララビン(商品名アラノンジー)追加療法の有効性を検証した第III相試験(Abstract 10500)
ニュース 乳がん アラノンジー

山田創

製薬会社、オンコロジーメディアの運営を経て、フリーのメディカルライターへ転身。Twitterアカウント「@So_Yamada_」

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