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ホルモン受容体陽性/HER2陰性乳がん パルボシクリブ承認申請 ~日本では初のCDK4/6阻害薬~
[公開日] 2016.11.01[最終更新日] 2016.11.01
10月31日、ファイザー株式会社は、「手術不能又は再発乳癌」の効能・効果で、サイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6阻害薬パルボシクリブ(米国商品名イブランス;IBRANCE)の国内における製造販売承認申請を行ったと発表した。
パルボシクリブは、世界初の経口CDK4/6阻害薬であり、米国食品医薬品局(FDA)により2013年4月にブレークスルー・セラピー(画期的治療薬)の指定を受け、2015年2月に迅速承認され、既に世界20カ国以上で承認されている。
現在の米国における適応症は、「ホルモン受容体陽性/HER2陰性の閉経後進行または転移乳がんに対する初回内分泌療法(レトロゾールとの併用)」および「内分泌療法により疾患が進行したホルモン受容体陽性/HER2陰性の進行または転移乳がん(閉経の有無を問わない)に対する治療(フルベストラントとの併用)」となる。
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