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オンコロ開設2年経過~我々のMISSION-VISION-VALUEとは?~

[公開日] 2017.05.16[最終更新日] 2017.05.16

オンコロの可知です。 2015年5月15日に開設したオンコロは、皆さんのご支援もあり無事2年間続けることが出来ました。 至らない点の多いサイトではありますが、応援頂いた皆さんにお礼申し上げます。 1年前に上記と同じことを書きましたが(コチラ)、流石にこの一年間は色々なことがあったと思います。 オンコロの現状をつらつら書かせて頂きますので、お付き合いくださいませ。

4:3:3の情報サイト「オンコロ」、治験への問い合わせは1000件を突破

まずは、今のオンコロの実態です。 オンコロへの月間総アクセスは27万となりました(といっても、目標の50万に届いていませんが・・・) この数はヘルスケアサイトとしては、大きい数字でないということは自負しています。 ただし、その中身はどのサイトにもまねできない形になっているのでは?と考えております。 それは「患者・家族」「医療者」「製薬企業」の割合が4:3:3となっていることです。 図7 昨今、「日本のがん医療の発展のためには国、患者、医療者、製薬等関連企業、メディアがスタンドアローンで物事を進めるのではなく、一丸となり立ち向かうこと」といったテーマがあると思います。 この非常に難しいテーマにおいて、我々は情報メディアとして貢献していくことができるかもしれないと感じている次第です。 一方、昨年の今の時点で累計100件ほどだった、治験への問い合わせ数は1000件を超えました。 図5 ただし、この中で実際に治験に参加できる方は、5%程度と考えており、まだまだ努力が足りません。 なお、2016年3月からサービス開始した治験広告契約数は40件となりました。 領域も脳腫瘍、頭頸部がん、唾液腺がん、非小細胞肺がん、小細胞肺がん、乳がん、悪性胸膜中皮腫、胃がん、食道がん、肝細胞がん、腎細胞がん、膀胱がん、大腸がん、GIST、前立腺がん、悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫、希少がん(10種バスケット)と多岐にわたります。 薬剤は、今話題の免疫チェックポイント阻害薬が大部分を占めています。 勿論、2015年設立当初と同じように、契約している治験以外でも、患者さんの病態に併せてできる限り治験に案内するために情報提供を続けています。 この活動こそ原点であり、続けていかなければならないことだと考えております。

希少がんセンターとの共催、イベント数は20回突破、チャリティーライブも開催

オンコロは開設当初から、運営者の顔を見せる医療メディアを掲げて来ました。 (特に最近世間を騒がせている医療メディアを中心に)医療メディアの殆どは患者向けのオフサイトイベントの開催はおろか運営スタッフすら不透明となりますが、「どういった企業が、どういったスタッフが、どういった思いで運営しているか?」を外部に見せ続けることこそ必要だと思ったのです。 2016年1月から秋葉原にて月一回開催している「Oncolo Meets Cancer Experts(OMCE)」は次回で17回目となり、2017年1月から国立がん研究センター希少がんセンターにて月一回開催している「希少がんMeet the Experts」は次回で6回目となります。現在、OMCEを関西で毎月開催するために調整中です。 また、2016年9月にはZEPPダイバーシティにて「Remember Girls Power!! 2016」を開催し、12月には「Rock Beats Cancer FES Vol.5」の主催を担いました。今後、9月に開催する「Remember Girls Power!! 2017」まで、毎月第3金曜日に開催する「Girls Power Session」の後援をしていきます。 実は、これらのイベントは全く採算が取れていません。 それでも、こういったイベントを開催する意義は、後になってわかってくるものだと信じて実施し続けます。 なお、オンコロ2周年にて、「The 2nd Anniversary Seminar Make it TRUE !! がん体験者(サバイバー)の主張 Vol.2」といったイベントも開催します。こちらは懇親会も準備しておりますので、参加された方と直接お話しできることを楽しみにしております。

我々のMISSION-VISION-VALUE

オンコロを運営する(株)クリニカル・トライアルと関連会社の(株)クロエには以下の経営理念があります。

(株)クリニカル・トライアルの経営理念

Mission 誰もが“らしく”生きる社会の実現 Vision ヒトと健康を“つなぐ”ヘルスケアカンパニー Value - 楽しむこと。 - 夢中になること。 - 人生をかけていること。 - 隣人に興味を持つこと。 - それらの環境づくりに、自分自身が貢献していること。
これを受けて、我々の事業部((株)クリニカル・トライアル オンコロジー事業本部)のMISSION-VISION-VALUEは以下のように定めています。

(株)クリニカル・トライアル オンコロジー事業本部のMISSION-VISION-VALUE

<Mission>誰もが“らしく”生きる社会の実現 日本一のがんポータルサイト「オンコロ」。これをして日本のがん医療を変えること。
まだ、日本一のがんポータルサイトには遠くおよびませんが、少し変わった視点から日本のがん医療に貢献できればと思っています。
<Vision>ヒトと健康を“つなぐ”ヘルスケアカンパニー かかわった患者・家族の「思い」を昇華すること。
我々は1年間で1000人以上のがん患者やそのご家族と対話してきました。治験への案内にとどまらず、その様々な「思い」に応えるようなサービス展開の可能性を探り、実行していきます。
<Value> - 楽しむこと。 家族や友人に誇れる事業展開を行うこと。
誇れる事業展開ができ、それに関わることができれば、「仕事」も「楽しいこと」となり得ると信じています。
- 夢中になること。 何かを成すことは尋常でない。全身全霊をかけること。
我々の挑戦は、全く新しいことの挑戦となります。そして、不器用ながらそれを解決していくことには全身全霊をかけるしかないと思っています。
- 人生をかけていること。 各部員が「オンコロ」を利用して『何をしたいか?』を見つけていくこと。
がん患者を治験へアクセスし易くするために「オンコロ」を立ち上げました。ただ、今は別のことを考えています。オンコロメンバーにも『何をしたいか?』を導き出してほしいと思っています。
- 隣人に興味を持つこと。 他部門への協力を惜しまないこと。そこにヒントがあるはず。
「オンコロジーのみ考えていればいいのか?」というとそうではありません。様々なことに関わることで、新しいアイデアが創出できると考えています。
- それらの環境づくりに、自分自身が貢献していること。 ヒトとして事業として、何を成すべきかを常に考えること。
メンバーには「考えが足りない」が口癖です、PDCAサイクルというか、「考えて、動いて、反省して、また考えて」の繰り返しが本当に大事だと思っています。 何故、このタイミングで事業部のMISSION-VISION-VALUEを開示したか? 3年目を迎えるオンコロですが、会社の期待感も日に日に大きくなってきて、昔は言われなかった「売上目標」とか「利益目標」とかも(口うるさく)言われるようになってきました。 それに伴い、本来の成すべきことが、KPIという言葉に引っ張られます。 何故、WELQ筆頭に数々の医療メディアが不正に走るか?、大手医療メディアでも「エビデンス乏しい医療広告」を掲載するか? 「論語と算盤」という言葉があるように、バランスを保って行ければと考えています。 皆さまには我々の監視役となって頂きたく、そして我々の事業は何を成すべきかというベクトルをずらさないために、開示させて頂きました。 これからもオンコロを宜しくお願い申し上げます。 (株)クリニカル・トライアル オンコロジー事業本長 可知 健太
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3Hメディソリューション株式会社 執行役員 可知 健太

オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。理学修士。

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