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がん性疼痛 貼付型疼痛治療剤HP-3150の第2/3相試験開始

[公開日] 2015.07.13[最終更新日] 2015.07.13

7月10日、久光製薬株式会社は、 経皮吸収型非ステロイド性疼痛治療剤「HP-3150」の国内第2/3相臨床試験を開始したと発表しました。 「HP-3150」は久光製薬のTDDS(Transdermal Drug Delivery System:経皮薬物送達システム)技術を用いて開発した非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs:Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs) を有効成分とする全身性の経皮吸収製剤となります。 今回の臨床試験では、がん性疼痛患者を対象に本剤投与した際の有効性安全性について、本剤のプラセボ(偽薬)を対照に検討し、平成 28 年度中の製造販売承認申請を目指すとのことです。 NSAIDs:例えば、ロキソニン、セレコックスやモーラステープなどが該当します。 上記試験の公開情報はコチラ(JAPIC-CTI) JapicCTI-No. に152957と入力してください。 久光製薬のプレスリリースはコチラ 参考:がんと痛みに関するオンコロリサーチはコチラ 記事:可知 健太
ニュース がん一般

3Hメディソリューション株式会社 執行役員 可知 健太

オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。理学修士。

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