PREMIAインターンの眼から見た、動画サイトの学び

こんにちは!カリフォルニア州バークレー校の大学二年生、グラティーアシタです。
2023 年の夏、PREMIA の Medical Affairs チームのインターンとして参加し、非常に貴重な仕事体験をさせていただきました。

大学では、「生物学」と「データサイエンス」を専門として勉強しており、高校時代からがんに対する薬剤開発にとても興味を抱いていました。

PREMIAでのインターン後、富士山に登頂しました。
その時の写真を添付します。

PREMIAに参加する直前、PREMIAのチームからこの動画サイトを紹介され、動画での自習に取り組みました。

英語教育の環境で学んでいるため、私は日本語とともに医学的な専門用語に対する不安がありました。

しかし、動画サイトは患者さんの治療への理解を深めることが目的であるため、その配慮があり、とても理解しやすい内容でした。


動画で一番印象に残ったのは、動画の内容が患者さんの視点に立っている点です。

肺がんの診断から治療方針へ、そして最終的には患者さん自身にとって最適な治療法を見つけるまでの流れが、簡潔かつ的確であり、コンセプトも丁寧に説明されていると感じました。

特に感銘を受けたのは、遺伝子変異(EGFR 遺伝子変異、ALK 融合遺伝子、HER2 遺伝子変異など)に焦点を当て、それぞれの変異に対して、薬剤がどう影響するのか分かるというトピックです。

瀬戸先生の解説のたびに「なるほど!」と驚き、「この阻害剤は、遺伝子のこういった特徴に作用する」という情報に繋げることができました。


動画の撮影にも参加しました。動画撮影前は、スライドを準備し、関係者で慎重に確認していました(それでも誤字はあるようです)。


撮影中は、内容を少し間違える、噛んでしまう、または表現が難しいと撮り直しを行うなど、入念に撮り直しを繰り返していました。短い動画でもたくさんの時間をかけて作成していることがわかりました。


この動画を通じて学んだ知識は、私の学業だけでなく、「ゲノム検査に基づく最適な医療」への興味や関心を一層深めるものとなりました。

これからも、この学びの場に感謝しつつ、オンコロ x PREMIA 動画でわかる肺がん治療の最前線の動画がますます多くの方に届き、がん治療の理解を広めていくことに期待しています。


Ashita

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