肺がん患者さんの困りごとに寄り添うサイト


みなさんこんにちは。
オンコロの濱崎です。
いつも当サイトをご覧くださりありがとうございます。
こちらのサイトでこのようなコラムを書くのは初めてですので、ご挨拶もかねて最近の出来事をお話しいたします。


私は、2015年にスタートした「オンコロ」の立ち上げメンバーの一人で、2023年の4月からは責任者の立場で活動を行っております。
実は、2年ほど前から少しオンコロから離れて、とある大手がん保険会社のがん相談センターの新規立ち上げを行っておりました。


がん相談の現場はがん患者さんの困りごとが集まってくる場所といえると思います。そこでは様々ながん種の方からの相談がありますが、傾向的に言うと肺がん患者さんでは治療選択に関する相談の割合が多かったように思います。これは推測ですが、肺がんの領域の治療の進歩が目覚ましく、様々な治療選択肢が出てきていることが要因にあるかもしれません。このような悩みについては、まさに当サイトのコンテンツがお役に立てると感じます。ぜひもっと多くの肺がん患者さんに当サイトを知っていただく必要があるとともに使命感に燃えております。


そして、一番の困りごとについては「気持ちのつらさ」についてであることが、がん患者さんを対象とした調査からわかっています。実際に相談の場でも気持ちのつらさを口にされる方がとても多かったです。
この「気持ちのつらさ」にどのように対応していけばよいのか。これは様々な要因からくる困りごとであり、残念ながら簡単に解決できるものではなさそうです。相談員の対応としては、お気持ちに寄り添いしっかり話を聞くことを大切にしていました。
では、患者さんご自身がこの気持ちのつらさに対してできることは何か。これは、ある肺がん患者さんから聞いたことですが、肺がんの治療のことや自分のがんのことについて知識を深めていくと、気持ちのつらさや不安が和らぐとのことでした。肺がんの治療の歴史や進歩を知ると希望がみえてくる、「わからないこと」がわかるようになると気持ちが楽になるそうです。


当サイトの情報発信が肺がん患者さんの困りごとの解決につながるのであれば、とてもうれしく思います。
今後ともよろしくお願いいたします。


濱崎


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