副次評価項目とは、臨床試験の評価項目の中で、一番知りたい評価項目(主要評価項目)以外の項目のことです。臨床試験では、「新しい薬や治療法が患者さんに利益をもたらすかどうか」を調べます。患者さんの利益には、「生存期間が延びる」、「再発までの期間が延びる」、「痛みなどの症状がなくなる」、「生活の質が上がる」、など様々なものが考えられます。臨床試験では、これら沢山ある患者さんの利益の中から、調べる項目(評価項目)をいくつかに絞ります。複数の評価項目の内、一番調べたい項目を主要評価項目(プライマリー・エンドポイント)と呼びます。主要評価項目以外の項目は、副次評価項目(セカンダリー・エンドポイント)と呼ばれます。

作成:株式会社インテリム

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