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間質性肺炎
[公開日] 2017.09.27[最終更新日] 2017.09.27
間質性肺炎とは、肺胞の壁に炎症や損傷が起こり、壁が厚く硬くなるため酸素を取り込みにくくなる病気です。呼吸により取り込んだ空気が気管や気管支を通過し、肺の奥にある肺胞と呼ばれる部屋に運ばれます。そして間質と呼ばれる肺胞の薄い壁の中を流れる毛細血管内の赤血球に酸素を与えると同時に、二酸化炭素を取り出すガス交換が行われます。間質性肺炎になると、肺の最小単位である小葉を囲んでいる小葉間隔壁や、肺を包む胸膜が厚く線維化して肺が膨らむことができなくなります。特徴的な症状としては、日常生活の動作の中で呼吸困難を感じるようになります。間質性肺炎の原因には、関節リウマチなどの膠原病(自己免疫疾患)、職業上や生活上でのほこりやカビ・ペットの毛・羽毛などの慢性的な吸入(じん肺や慢性過敏性肺炎)、抗がん剤の投与(薬剤性肺炎)など様々あることが知られています。
作成:株式会社インテリム
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