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フィラデルフィア染色体
[公開日] 2018.02.01[最終更新日] 2018.02.01
フィラデルフィア染色体とは、DNA(遺伝物質)が存在している染色体のなかで、22番染色体と9番染色体が途中で切れて、それぞれの切断部分がくっついてできる異常な染色体です。この染色体の異常は、慢性骨髄性白血病や一部の急性リンパ性白血病などでみられます。このフィラデルフィア染色体の発生の結果としてBCR-ABL遺伝子が発現し、造血幹細胞(ヒト生体では主に骨髄に存在し、白血球、赤血球、血小板などを産み出す大元の細胞)を無制限に増殖させるようになります。
作成:株式会社インテリム
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