導入療法


  • [公開日]2018.02.01
  • [最終更新日]2018.02.01

導入療法とは、固形がんの場合は、手術や放射線治療など他の治療法に先行して抗がん剤による化学療法を行う方法です。導入療法の目的は①強力な化学療法を先行することによって腫瘍の退縮を図り、その後の根治治療である手術や放射線治療の治療成績を高める、②導入療法によって腫瘍が極めて退縮した場合は手術を避け、放射線で根治を図り、機能温存を図る、③すでに存在すると考えられる微小な遠隔転移細胞を根絶する等です。

造血器がんの場合は、強力な化学療法により寛解になることを目標にします。寛解とは骨髄中に存在する白血病細胞が全体の5%以下の状態をいいます。

作成:株式会社インテリム
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