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低リン酸血症
[公開日] 2018.02.01[最終更新日] 2018.02.01
低リン酸血症とは、血清(血液が凝固し、上澄みにできる淡黄色の液体成分のこと)中のリン酸の濃度が低い状態のことです。リンは、腸管から吸収され、尿中に排泄されます。血清中のリン濃度は、主に腎からのリン排泄によって規定されています。急性で高度の低リン酸血症では、組織の低酸素症を生じて、横紋筋融解症、心不全、呼吸筋障害、溶血、白血球・血小板低下などを引き起こします。また、低リン酸血症は、昏迷、昏睡、イレウスも引き起こします。
作成:株式会社インテリム
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