遺伝子治療(いでんしちりょう)


  • [公開日]2016.02.01
  • [最終更新日]2016.06.01

遺伝子を組み込んだ細菌やウイルスを患者の体内に注入し、がん細胞の増殖を抑えたり死滅させたり
する方法。がんの新たな治療法として期待され、国内外で臨床試験※や研究が進んでいるが、日本では現時点で確立された治療ではないので要注意。

 

※臨床試験と治験について

薬や治療法、診断法の安全性有効性を確かめるために人を対象に行う試験。治験は、新しい薬や医
療機器、適応外薬などを用いて国の承認や適応症拡大を目的に行う臨床試験。第I 相(フェーズI)~第
III 相試験(フェーズIII)まで3 段階ある。新しい治療法が受けられる反面、思わぬ副作用が出る危険も
ある。参加を検討する際には利益と不利益の確認を。

 

出典:もっと知ってほしい患者さんのためのがん医療用語とお薬(製作:NPO法人キャンサーネットジャパン)
http://www.cancernet.jp/ganyougo

>がんの用語辞典に戻る

×

会員登録 ログイン