Child-Pugh(チャイルド・ピュー)分類とは、肝臓の障害度を表す指標です。

肝臓がんの治療においては病期(ステージ)分類に加えて、患者さんの肝臓の予備能が正常能に対してどれくらい残っているかという障害度を表す重症度分類が治療方針に大きな影響を与えます。

日本では日本肝癌研究会が「原発性肝癌取扱い規約」でまとめた肝障害度分類、もしくはこのChild-Pugh(チャイルド・ビュー)分類が用いられます。どちらも障害の軽い順にAからB、Cの順で分類されます。肝障害度分類 は腹水、血清ビリルビン値、血清アルブミン値、ICG R15(%)、プロトロンビン活性値(%)の項目が、Child-Pugh(チャイルド・ビュー)分類はICG R15(%)に代わって脳症が用いられます。
 
予備能が十分に保たれている場合は、手術の適応となりますが肝硬変などで予備能が低下している状態では生存期間を短くする可能性があります。しかし、実際の治療現場では肝機能の予備能をパーセントで表すのは難しいため、ABCの3段階評価で表しています。手術適応はBまででCと評価されると肝移植もしくは緩和ケアの治療対象となります。

作成:株式会社インテリム
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