ADCC活性 抗体依存性細胞傷害活性


  • [公開日]2016.10.31
  • [最終更新日]2017.10.12

ADCC活性とはAntibody-Dependent-Cellular-Cytotoxicityの略で抗体薬がターゲットの役割を行う作用です。

がん細胞の表面に抗体薬が結合すると、その抗体薬がマクロファージやNK細胞といった免疫細胞を呼び寄せます。呼び寄せられ結合した免疫細胞は標的細胞を攻撃し破壊します。

故に、ADCC活性を有す抗体製剤が腫瘍細胞表面の抗原に結合すると、従来のシグナル伝達経路による抗腫瘍効果とは別に、ADCC活性による抗腫瘍効果が発揮できる可能性があります。

作成:株式会社インテリム
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