コラム
オンコロの可知です。
本日、都内某所でヨシダ・グルメソースで有名な吉田会長に面談しました。
ヨシダ・グルメソースは米国でヒットしているソースです。現在はコストコを中心に逆輸入販売されています。
多角事業展開しているヨシダグループの年商は約250億円です。
その一方で、チャリティー活動にも力を入れている吉田会長。
その吉田氏が来日すると聞いたので、ダメもとでアポをお願いしたら本日お会いすることができました。
シリコンバレー在住のビジネスライターAyakoさんの以下の記事がきっかけですが、
こちらはまたの機会にお話しできたらな、と。
ヨシダソース創業者・ヨシダグループ社会長 吉田潤喜氏に聞く がん制覇戦略術
~シリコンバレー在住 がんサバイバージャーナリストがつづる欧米がん事情最前線~
その1
https://oncolo.jp/news/20171129aj
その2
https://oncolo.jp/news/20171206aj
1時間程度お話しさせて頂きましたが、この気持ちを文章として表現するには長くなってしまうので、「おお!」と感動しながらメモをした内容をそのまま以下に箇条書きします。
「よくお子さんががんだったのですか?と聞かれるが、そうじゃない。がんと関係ないから、寄付をするんだ。関係ないことの活動をしてはしていけない?そんなことはない。」
「60億円は寄付してきた。でもそんなことはどうでもいい。サラリーマンが10ドル寄付する。それでいい。日本人はすぐに数字を気にする。」
「チャリティーに出演する半数はキャンサーサバイバー。来る人のほとんどは一般人。5,000人が参加しているが、みな寄付目的だ。」
「日本からの米国駐在員は寄付はしない。なぜ寄付をしないか、その理由がわからない。彼等はボランティアと称し、ビーチでごみ集めをして喜んでいるが、それはただの自己満足。」
「お偉方(政府)がすることで、私はやることがない。そうじゃない。自分は何ができるかだ。」
「がんはビジネス。そんなことを言うと、必ずたたかれる。でも、研究資金を集めないとがんは克服できない。未来の子供のためにできることは?ハッピーとは?きれいごとではない。」
どうでしょうか。言葉を拾っているだけの箇条書きなので、私の感じた想いは伝わりにくいでしょうか・・・
個人的に救われる言葉は、「本人や家族ががんに罹患したからとか、罹患していないからとか、そんなのはどうでもいい」ってことですかね。
この仕事していると、逆差別というか、結局のところ「がんになっていないから、患者の気持ちがわからない」ということをよく言われることがあります。そんなことはどうでもいいと思っているクチなので、それを吉田氏のような海外ビジネスで成功された素晴らしい方が目の前で話していると嬉しくなります。
これからも、自分は何ができるかを冷静に見つめ、100%のパッションを注いでいければと思います。
引き続き宜しくお願いします。
追伸
今日の面談前に読んだ吉田潤喜氏の著書が、その内容に引き込まれ立て続けに一気に2冊読了しました。面白かったのでご興味のある方はぜひ。
・「人儲け」できない人生ほどつまらないものはない!
https://goo.gl/HMfKBL
・「無一文から億万長者となりアメリカンドリームをかなえたヨシダソース創業者ビジネス7つの法則
https://goo.gl/7NawLC
可知 健太