目次
- 1 卵巣癌の新薬ベリパリブについて
- 2 ベリパリブの薬剤概要
- 2-1
- 2-2
- 2-3
- 2-4
- 2-5
- 2-6
- 3 ベリパリブの作用機序
- 4 ベリパリブの最新文献
- 4-1
- 4-2
- 4-3
- 5 ベリパリブの口コミ
- 5-1
- 6 ベリパリブの治験情報
- 6-1
- 6-2
- 6-3
卵巣癌の新薬ベリパリブについて
卵巣癌は女性器悪性腫瘍の中では最も予後の悪い癌です。進行卵巣癌(ステージ3、4)の5年生存率は、シスプラチンなどの登場により治療成績が向上するも、その生存率は20%台になります。 卵巣癌の予後改善を目指してシスプラチン以外にも、パクリタキセル単剤、パクリタキセルにカルボプラチンを併用したTC療法など、様々な治療方法が試されているも、治療成績を向上する標準治療の発見にはまだ難しいのが現状です。しかし、 ベリパリブ の登場により、卵巣癌の治療成績は向上する可能性があります。なぜなら、ベリパリブは既存の治療薬に上乗せする併用療法、メンテナンス療法など、卵巣癌治療における新しい治療選択肢を確立するために必要な薬剤だからです。ベリパリブの薬剤概要
製品名
未定一般名
ベリパリブ(veliparib)用法用量
未定(ベリパリブ400mgを1日2回経口投与する)効能効果
未定(再発難治性卵巣癌)主な副作用
未定(好中球減少症、血小板減少症、貧血、悪心)製造承認日
未定ベリパリブの作用機序
ベリパリブPARPというDNAを修復する遺伝子を特異的に阻害することで細胞死を誘導しますベリパリブの最新文献
1)Veliparib for the treatment of ovarian cancer.文献の概要
PARP阻害剤であるベリパリブは予後の悪い卵巣癌の治療において、初期治療、メンテナンス治療、殺細胞性抗がん剤との併用など、新しい治療選択肢の確立として期待されていることを卵巣癌の専門家が紹介した論文文献の出典
Expert Opinion on Investigational Drugs文献の発刊日
2016年2月16日ベリパリブの口コミ
その他医療関係者のコメント
Preliminary Study Suggests Veliparib May Be Effective in Resistant, BRCA-Mutated Ovarian Cancers http://t.co/mnY7SvULdy #ovca #gynca #SGO14
— The ASCO Post (@ASCOPost) 2014年5月5日
PARP Inhibitor veliparib meets goals in a Phase II ovarian cancer trial http://t.co/sN88suxcZf via @OncLive
— Mark English (@MarkEnglish) 2014年6月24日
Phase II study: Veliparib Shows Responses in Ovarian Cancer http://t.co/Nm2xuPyxMi
— Targeted Oncology (@TargetedOnc) 2014年6月28日
Veliparib Active in Patients with BRCA-Positive Breast, Ovarian Tumors http://t.co/sEL4bqRMEH
— OncLive.com (@OncLive) 2014年9月14日