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TACE(transcatheter arterial chemoembolization;肝動脈化学塞栓術)

[公開日] 2016.11.15[最終更新日] 2016.11.15

 TACEとは肝臓がん(肝がん)の治療法の一つで、肝動脈化学塞栓術(transcatheter arterial chemoembolization)の略です。 肝がんは、進行すると肝動脈の血流が豊富になり、腫瘍への栄養を供給するようになります。  TACEは足の付け根の動脈からカテーテルを挿入し、肝臓内の腫瘍を栄養する細い動脈までカテーテルを進めます。そこで抗癌剤などを入れ、動脈の血流を遮断し、腫瘍細胞を壊死させる方法です。 この方法は、がんを栄養している動脈に直接抗がん剤を注入するため、がん以外の正常な部分に影響が少なく、効果が期待できるうえに全身の副作用が少ないという利点がありますが、カテーテルを挿入するという手術による副作用には注意が必要です。 作成:株式会社インテリム logo
辞典 がん一般

株式会社 インテリム

2005年8月に創設されたオンコロジー領域に強みを持つ開発業務受託機関(CRO)です。国内だけでなくグローバル、アジア治験に強みを持ち、韓国、台湾、中国、インド、米国、欧州にネットワークを持っています。 社内には「オンコロジースペシャリスト&エキスパート認定制度」という認定制度があり、現在、50名以上スペシャリスト認定者と、顧問の西條長宏氏(日本臨床腫瘍学会元理事長)の口頭試問をパスした12名のエキスパート認定者が在籍します。

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