新型コロナウイルスの流行に伴うイベントの開催可否について

米国での中皮腫の承認はブリストル社にとって幸先の良いスタートEvaluate Vantage(2020.10.5)より


  • [公開日]2020.10.23
  • [最終更新日]2020.10.23

※本記事はEvaluate社の許可のもと、オンコロが翻訳したものです。内容および解釈については英語の原文を優先します。正確な内容については原文をお読みください。

 

金曜日(9月25日)、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のオプジーボ・ヤーボイ併用療法が衝撃を与えた。難治性がんである中皮腫の一次治療薬として、米国内では16年ぶりとなる承認が認められたのだ。

承認のもととなったCheckmate-743試験において、明確に効果を示すことができたのは、中皮腫患者のうち25%と少数である非上皮型の患者に対してのみであったにも関わらず、今回の承認はすべての中皮腫患者を対象としており、その対象範囲の予想外の広さに目の肥えた方なら気づいただろう。

同試験では、化学療法と比較して非上皮型の患者では死亡リスクが56%減少したが、上皮型の患者では15%の減少と、有意差は認められなかった。

今回の承認を最大限に生かすかどうかはブリストル社次第だが、特に本適応症においては免疫チェックポイント阻害薬の競合が存在しないことを考えると、今後の展開が注目される。

がん種を問わない承認を有するキイトルーダは、このメルク社の薬剤による治療を受けられる中皮腫患者がいることを意味しており、実際に、承認の根拠となったKeynote-158試験には、中皮腫患者が何人か含まれていた。

一方で、キイトルーダは最近、治療歴のある中皮腫患者を対象としたPromise-meso試験に失敗しており、また中皮腫を適応症とする第3相試験は、Checkmate-743試験を除いてすべてがアカデミア主導の試験である。


■出典
US approval gives Bristol its mesothelioma head-start

×

リサーチのお願い