非小細胞肺癌の新薬S-588410とは

オプジーボ(ニボルマブ)、キイトルーダ(ペムブロリズマブ)が2016年に刷新された肺癌診療ガイドライン推奨薬剤として掲載されるなど、非小細胞肺癌の治療薬として免疫チェックポイント阻害剤である抗PD-1抗体薬は非小細胞肺癌の標準治療になる可能性があります。

近い将来、非小細胞肺癌の治療成績を劇的に向上させる画期的な治療方法が開発されるとすれば、免疫チェックポイント阻害剤と併用する薬、もしくは免疫チェックポイント阻害剤と同じように癌細胞を退治する細胞であるキラーT細胞を、抗PD-1抗体薬とは違うアプローチで活性化させる機序を持つ癌ペプチドワクチンの

S-588410

ではないでしょうか?S-588410は癌細胞を退治するキラーT細胞が活性させることで、癌細胞表面に存在する癌抗原ペプチドを認識し、その癌細胞のDNA分解をし、癌細胞を退治します。

そして、S-588410と免疫チェックポイント阻害剤との違いは別のアプローチで癌免疫を働かせることだけでなく、もう1つ違いがあります。それは、癌細胞を退治するだけでなく、退治した癌細胞を復活させないための術後補助療法としての使用方法です。

S-588410の添付文書情報(未定)

製品名

未定

一般名

S-588410

用法用量

未定(12週までは週に1回S-588410を皮下投与し、13週以降は2週に1回S-588410を皮下投与する)

効能効果

未定(治癒切除不能な進行再発非小細胞肺癌における術後補助化学療法)

主な副作用

未定

製造承認日

未定

S-588410の作用機序

S-588410は癌ペプチドワクチンです。S-588410は癌細胞やウイルス感染細胞などを認識して殺傷するリンパ球であるキラーT細胞を活性化、増殖させ、癌細胞表面に提示されている癌抗原ペプチドを認識し、細胞傷害顆粒の放出、Fasリガンドの結合によるシグナル伝達を通じてがん細胞のDNAを分解し癌細胞を退治します。

S-588410の最新情報

なし

S-588410の口コミ

その他医療関係者のコメント

S-588410の治験情報

1)Study of S-588410 After Adjuvant Chemotherapy for Completely Resected Non-small- Cell Lung Cancer

治験の概要

非小細胞肺癌の術後補助化学療法としてS-588410単剤療法、またはプラセボ療法を投与し、その有効性(再発抑制期間)を検証する治験

治験の期限

2020年3月

参照
1)オンコセラピーサイエンス株式会社プレスリリース
2)肺癌診療ガイドライン


この記事に利益相反はありません。

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