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胃癌の新薬ニモツズマブの治験を受ける前に知っておきたい6つのこと

[公開日] 2017.01.05[最終更新日] 2024.10.03

目次

ニモツズマブの薬剤概要

製品名

未定

一般名

ニモツズマブ(nimotuzumab)

用法用量

未定(1週間に1回、ニモツズマブとして400mgを静脈投与する)

効能効果

未定(進行・再発胃癌患者)

主な副作用

未定(皮膚障害、好中球減少症、下痢、悪心、脱毛症、食欲減退、疲労、白血球減少)

製造承認日

未定

ニモツズマブの作用機序

ニモツズマブはヒトEGFRに対するIgG1モノクローナル抗体です。EGFRを標的として特異的に結合することで、EGFの結合を妨げ、抗腫瘍効果を発揮します。

ニモツズマブの最新文献

1)Randomized phase II trial of nimotuzumab plus irinotecan versus irinotecan alone as second-line therapy for patients with advanced gastric cancer

文献の概要

進行・再発胃癌患者さんの二次治療として、ニモツズマブとイリノテカンの併用療法をする群、イリノテカンを単剤療法をする群に分けて、その有効性(PFS)を比較検証した試験。結果は、両群ともに有効性に差がないことが判った。しかし、 対象をEGFR2陽性/3陽性の患者に絞り込むと、イリノテカン単剤療法に比べてニモツズマブとイリノテカン併用療法はPFS(無増悪生存期間)OS(全生存期間)RR(奏効率)が高いことが判った。

文献の出典

Gastric Cancer

文献の発刊日

2014年9月

ニモツズマブの口コミ

医師のコメント

https://twitter.com/Harshadod/status/378834249555927040

その他医療関係者のコメント

ニモツズマブの治験情報

1)Phase 3 Study of Nimotuzumab and Irinotecan as Second Line With Advanced or Recurrect Gastric and Gastroesophageal Junction Cancer

治験の概要

EGFR過剰発現の進行・再発胃癌患者さんの二次治療として、ニモツズマブとイリノテカンの併用療法をする群、イリノテカンを単剤療法をする群に分けて、その有効性(OS)を比較検証する治験

治験の期限

2018年1月

参考資料

1)胃癌治療ガイドライン 2)第一三共プレスリリース 胃癌治療ガイドライン
ニュース 胃がん 胃癌

山田創

製薬会社、オンコロジーメディアの運営を経て、フリーのメディカルライターへ転身。Twitterアカウント「@So_Yamada_」

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