国立がん研究センターと武田薬品は5月8日に、抗がん剤に関する研究開発提携契約を締結したと発表しました。抗がん剤の創薬やがん生物学の研究に携わる研究者、医師などの交流を促進し、がんの発症メカニズムや薬剤感受性に関する研究などの基礎研究の促進や、基礎研究で得られた成果を臨床開発研究に応用することで新たな治療オプションを探索することを目的としています。

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<オンコロニュース担当コメント>
武田薬品は、国立がん研究センターが進める産学連携全国がんゲノムスクリーニング事業「SCRUM(スクラム)-Japan」に参画します。
このプロジェクトに参加している医療機関に罹った患者の遺伝子情報を医療機関と製薬企業が保有します。がんに関係する遺伝子情報の関係性を調べることにより新しい治療アプローチが見つかる可能性があります。また、新たながんに関係する遺伝子情報を発見されれば、それに関与する新たな治療も見つかるかもしれません。
個別化医療という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、各自の遺伝子情報に応じた医療を受けれるようになるためにも、こういった試みが大切だと思っています。

なお、対象のがん腫は以下のとおりです。
‐ 肺がん
‐ 消化器がん(大腸、胃、食道、小腸、虫垂、肛門管、消化管原発神経内分泌がん)

武田薬品以外の参画企業は以下のとおりです。

アステラス製薬株式会社 協和発酵キリン株式会社
アストラゼネカ株式会社 第一三共株式会社
Amgen Inc. 大鵬薬品工業株式会社
エーザイ株式会社 中外製薬株式会社
小野薬品工業株式会社 ファイザー株式会社

SCRUM-Japanについての国立がん研究センターのプレスリリースはコチラ

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