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【試験開始】ダトロウェイ、筋層浸潤性尿路上皮がんの術後療法を対象に第3相試験を開始 第一三共

[公開日] 2026.09.08[最終更新日] 2026.09.08

第一三共株式会社は8月27日、抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)であるダトロウェイ(一般名:ダトポタマブ デルクステカン;Dato-DXd)について、再発リスクの高い筋層浸潤性尿路上皮がんの術後療法を対象としたグローバル第3相臨床試験(TROPION-Urothelial04)の最初の患者への投与を開始したことを発表した。 尿路上皮がんは、膀胱がんの約90%を占め、その中でも非常に進行の早い筋層浸潤性尿路上皮がんは、尿路上皮がん全体の約30%を占めると言われている。筋層浸潤性がんにおける術後補助療法として、免疫療法が標準治療とされているが、術後の再発率が高く、長期的な予後を改善する新たな治療の選択肢が必要とされている。 同試験は、術前療法および根治的切除後の筋層浸潤性尿路上皮がんに対する術後療法として、ダトロウェイ+rilvegostomig(PD-1/TIGIT二重特異性抗体)との併用療法およびダトロウェイ単剤療法の有効性と安全性を、現在の標準治療(イミフィンジ(一般名:デュルバルマブ)単剤療法、オプジーボ(一般名:ニボルマブ)単剤療法、パドセブ(一般名:エンホルツマブ ベドチン)+キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)併用療法)と比較評価するグローバル第3相臨床試験である。主要評価項目は無病生存期間で、重要な副次評価項目には、疾患特異的生存期間、全生存期間および安全性等が含まれる。 日本を含むアジア、欧州、北米および南米等において約915名の患者を登録する予定である。 参照元: 第一三共株式会社 プレスリリース
ニュース 膀胱がん ダトポタマブ デルクステカンダトロウェイ尿路上皮がん筋層浸潤性

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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