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トラスツズマブ デルクステカン、HER2陽性の非小細胞肺がんの一次治療において無増悪生存期間を有意に改善 第一三共

[公開日] 2026.08.31[最終更新日] 2026.08.31

第一三共株式会社は8月17日、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)であるトラスツズマブ デルクステカン(商品名:エンハーツ)について、HER2遺伝子変異を有する切除不能、局所進行または転移性非小細胞肺がん(NSCLC)患者における一次治療を対象とした第3相臨床試験(DESTINY-Lung04)の結果概要を発表した。 同試験は、HER2遺伝子変異を有する切除不能、局所進行または転移性非小細胞肺がん患者454名を対象に、一次治療におけるトラスツズマブ デルクステカンの有効性と安全性を、標準治療(化学療法とペムブロリズマブの併用療法)と比較して評価したグローバル第3相臨床試験である。 主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)において、トラスツズマブ デルクステカン投与群は、標準治療群に対し、統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示した。全生存期間(OS)を含む副次評価項目は、引き続き評価が継続される。安全性について、新たな懸念は認められず、同剤の他の試験と同様の傾向であった。 同試験は、HER2遺伝子変異を有する非小細胞肺がん患者への一次治療において、無増悪生存期間の改善が標準治療に対し初めて認められた第3相臨床試験となった。同社は、試験結果の詳細を今後学会にて公表し、各国・地域の規制当局に共有する予定としている。 第一三共はプレスリリースにて、「当社は、HER2遺伝子変異を有する非小細胞肺がんの一次治療に新たな選択肢を提供できるよう、本試験結果に基づき、各規制当局との協議を進めてまいります」と述べています。 参照元: 第一三共株式会社 プレスリリース
ニュース 肺がん ADCHER2エンハーツトラスツズマブ デルクステカン非小細胞肺がん

茂木 孝裕

オンコロサイト・コンテンツ編集者。法政大学社会学部メディア社会学科卒業後、広告代理店、スポーツ新聞社などを経たのち、医療情報サイトで編集・ライター業務に約6年従事。2019年よりクリニカルトライアル(現3Hメディソリューション)/オンコロに参加。オンコロジー領域以外の医療情報も幅広く取材。

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