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PARTNER試験がDCT(分散型臨床試験)を導入:小児・AYA世代がん患者の試験アクセス改善に期待 国立がん研究センター

[公開日] 2026.07.22[最終更新日] 2026.07.22

国立がん研究センター中央病院は7月14日、0歳から29歳までの小児・AYA世代のがん患者を対象とした「PARTNER試験(NCCH2220)」において、分散型臨床試験(Decentralized clinical trial:DCT)を導入することを発表した。 同試験は、患者申出療養制度を活用し、適応外薬または未承認薬の使用を可能とすることを目的に、2024年1月から実施されている医師主導臨床研究であり、2026年4月時点で実施施設は6施設、対象医薬品は10医薬品へと拡大している。今回DCTの対象となる医薬品はメキニスト(一般名:トラメチニブ)(錠剤のみ)およびエザルミア(一般名:バレメトスタット)であり、パートナー病院として鹿児島大学病院が参加するが、安全面などの運用状況を確認しながら、対象医薬品およびパートナー病院を順次拡大する予定としている。 (画像はリリースより) DCTの導入により、これまで地理的な理由などからPARTNER試験に参加が難しかった小児・AYA世代がん患者にも、同試験を通じた治療機会をより届けやすい体制構築が進む見込みだ。 また、今回得られる国内小児・AYA世代における治療効果や安全性に関するデータは、将来的に患者にとって有益な医療の提供や、薬事承認および保険適用の検討材料として活用されることが期待される。 参照元: 国立がん研究センター プレスリリース
ニュース DCT分散型臨床試験

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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