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近隣医療機関で治験参加の適格性確認・同意取得が可能な分散型臨床試験を開始 京都大学医学部附属病院ら

[公開日] 2026.07.21[最終更新日] 2026.07.21

京都大学医学部附属病院、四国がんセンター、株式会社NTTデータ、NTTドコモビジネス株式会社は7月7日、アッヴィ合同会社が主導する治験において、2026年7月からパートナー医療機関を活用した分散型臨床試験(DCT)を開始することを発表した。 臨床試験は試験ごとに実施医療機関が定められるため、患者が参加可能な治験は特定の医療機関に限られることも多く、試験参加における情報格差や地域格差が課題となっている。そこで京大病院らは、それぞれの専門性およびデジタル技術、医療分野における取り組み実績をもとに、医療機関間の連携を支える基盤としてDCTの実現に取り組んでいる。 今回の取り組みでは、患者が自宅近くの医療機関でプレスクリーニングの同意および適格性確認を受け、その後京大病院で治験薬の投与や検査を受けることになるため、治験参加の可否を京大病院に来院することなく確認でき、患者の移動負担の軽減につながるとしている。 (画像はリリースより) 今後の展開としては、パートナー医療機関を活用したDCTの実運用モデルを確立し、地域における治験参加機会の拡大と、患者の移動負担軽減の両立を図る予定だ。また、他の医療機関や治験への展開、医療機関間の連携を前提とした新たな治験実施のあり方の普及が期待される。 参照元: 京都大学医学部附属病院 プレスリリース
ニュース DCT分散型臨床試験

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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