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術後高リスク淡明細胞型腎細胞がん、キイトルーダ+ウェリレグの術後補助療法により無病生存期間が有意に改善 The New England Journal of Medicineより

[公開日] 2026.07.10[最終更新日] 2026.07.08

2026年7月2日、医学誌「The New England Journal of Medicine」にて、根治的手術(腎摘除術)を受けた再発リスクの高い淡明細胞型腎細胞がんを対象に、術後補助療法として抗PD-1抗体キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)にHIF-2α阻害薬ウェリレグ(一般名:ベルズチファン)を上乗せした併用療法の有効性と安全性を検証した第3相ランダム化二重盲検比較試験(LITESPARK-022)の結果が報告された。

試験デザイン

対象

根治手術(腎摘除術)を受け、再発リスクが高いと判定された淡明細胞型腎細胞がん患者

治療法(レジメン)

対象患者を以下の2群に1:1の割合でランダムに割り付け、最長1年間投与を継続した。 併用群:キイトルーダ点滴静注+ウェリレグ経口投与(n=921) 単剤群:キイトルーダ+プラセボ(n=920)

評価項目

主要評価項目:治験医師判定による無病生存期間(DFS) 副次評価項目:全生存期間(OS)、安全性

結果

有効性

追跡期間中央値28.4ヵ月時点において、DFSのハザード比は0.72(95%信頼区間:0.59-0.87、p<0.001)、また24ヵ月の無病生存割合は、併用群で80.7%に対して単剤群で73.7%であった。 またOSについては、ハザード比が0.78(95%信頼区間:0.51-1.19、p=0.24)であり、両群で有意な差は認めなかった。24ヵ月の全生存率は、併用群で96.2%に対して単剤群で95.7%であった。

安全性

グレード3以上の有害事象(AE)発現率は、併用群で52.1%に対して単剤群で30.2%であった。

結論

キイトルーダに対するウェリレグの併用は、再発リスクが高い淡明細胞型腎細胞がんにおいてDFSの改善を認めたが、グレード3以上の有害事象の発現が増えることには注意が必要である。 参照元: Adjuvant Pembrolizumab plus Belzutifan for Renal-Cell Carcinoma(N Engl J Med. 2026 Jul 2;395(1):32-43. doi: 10.1056/NEJMoa2518245.)
ニュース 腎臓がん ウェリレグベルズチファン淡明細胞型腎細胞がん

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