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ルルビネクテジン、小細胞肺がんの一次維持療法薬として承認を申請 メルクバイオファーマ

[公開日] 2026.07.01[最終更新日] 2026.06.29

メルクバイオファーマ株式会社は6月23日、ルルビネクテジンについて、小細胞肺がん(SCLC)の一次維持療法を対象とした厚生労働省への製造販売承認申請を実施したことを発表した。 ルルビネクテジンは、海洋生物のエクテイナシディア・ターボニカから分離された海洋化合物ET-736に類似の化合物であり、特定の腫瘍で過剰に活性化している腫瘍原性転写経路を選択的に阻害することが知られている。また、がん細胞への直接的な作用に加え、腫瘍関連マクロファージにおける腫瘍遺伝子転写を阻害し、腫瘍の成長に必須なサイトカインの産生を抑制する。 今回の申請は、国際共同第3相IMforte試験(GO43104試験)等の結果に基づくものである。 ルルビネクテジンが承認された場合、治療難易度が高く、効果的な治療戦略の確立が喫緊の課題となっているSCLCの患者に新しい薬剤を提供できるとともに、日本の医療における重要な課題であるドラッグ・ロス/ラグの解消にも寄与することが期待される。 なお、ルルビネクテジンは2026年3月19日に、希少疾病用医薬品に指定されている。 参照元: メルクバイオファーマ株式会社 プレスリリース
ニュース 小細胞肺がん Lurbinectedinルルビネクテジン

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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