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【承認】テクベイリ+タービー併用療法、髄外性形質細胞腫を有する再発又は難治性の多発性骨髄腫に対する治療薬として承認取得 Johnson & Johnson

[公開日] 2026.06.25[最終更新日] 2026.06.25

Johnson & Johnson Innovative Medicine(ヤンセンファーマ株式会社)は6月19日、B細胞成熟抗原(BCMA)とCD3を標的とする二重特異性抗体であるテクベイリ(一般名:テクリスタマブ(遺伝子組換え))とGタンパク質共役型受容体ファミリーCグループ5メンバーD (GPRC5D)とCD3を標的とする二重特異性抗体のタービー(一般名:トアルクエタマブ(遺伝子組換え))との併用療法について、髄外性形質細胞腫(EMD)を有する再発又は難治性の多発性骨髄腫の治療法として、製造販売承認事項の一部変更承認を取得したことを発表した。 EMDは多発性骨髄腫において悪性度の高い病型であり、骨髄腫細胞が軟部組織や臓器などの骨髄外の他の場所へと広がってがんを形成する疾患である。これらの患者に対する治療選択肢は限られている場合が多く、予後は不良となる傾向にある。現在の標準治療では、EMDを有し、免疫調節薬、プロテアソーム阻害剤、抗CD38モノクローナル抗体製剤(TCE)による治療歴のある再発又は難治性の多発性骨髄腫患者の全奏効率(ORR)は平均40%未満で、無増悪生存期間(PFS)の中央値は6カ月未満にとどまっている。 今回の承認取得は、EMDを有し、TCEによる治療歴を有する再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象に、テクベイリとタービーの併用療法の有効性及び安全性を評価した第2相RedirecTT-1試験の結果に基づいている。 同試験において、タービーとテクベイリの併用療法は、78.9%と高いORRを示し(95%信頼区間:69.0–86.8)、半数以上(54.4%)が完全奏効以上を達成した。奏効を示した患者において、データカットオフ時点(追跡期間中央値13.4カ月)で深く持続的な奏効が認められ、1年時点におけるPFS率は61%、生存率は74.5%で、全生存期間の中央値は未到達であった。 参照元: Johnson & Johnson Innovative Medicine プレスリリース
ニュース 多発性骨髄腫 タービーテクベイリテクリスタマブトアルクエタマブ

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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