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EGFR変異陽性の進行非小細胞肺がんに対するライブリバント+ラズクルーズとタグリッソの耐性機序と次治療の効果を評価 Journal of Thoracic Oncologyより

[公開日] 2026.05.19[最終更新日] 2026.05.11

2026年4月28日、医学誌「Journal of Thoracic Oncology」にて、EGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がん(NSCLC)の初回治療に対するライブリバント(一般名:アミバンタマブ)+ラズクルーズ(一般名:ラゼルチニブ)併用療法とタグリッソ(一般名:オシメルチニブ)を比較した第3相MARIPOSA試験において、獲得耐性メカニズムと次治療の無増悪生存期間(2L PFS)の解析結果が報告された。

試験デザイン

対象

未治療のEGFR遺伝子変異陽性(Exon19欠失またはL858R変異)の進行非小細胞肺がん患者

治療法(レジメン)

試験群:ライブリバント+ラズクルーズ併用療法 対照群:タグリッソ単剤療法

評価項目

獲得耐性メカニズム、次治療の無増悪生存期間(2L PFS:次治療開始から病勢進行または死亡までの期間と定義)

結果

初回治療終了時の循環腫瘍DNA(ctDNA)解析において、MET増幅は試験群で3.4%に対して対照群で13.1%(p=0.002)、EGFR遺伝子の二次的変異は試験群で1.4%に対して対照群で7.6%(p=0.01)であり、既知の耐性の出現率は、試験群で有意に低かった。 ライブリバントによる治療期間が長いほど、MET増幅およびEGFRの二次的変異の出現が低下する傾向が認められた。 初回治療終了後に次治療に移行した患者において、2L PFSの中央値は、試験群で8.4ヵ月に対して対照群で5.3ヵ月(ハザード比:0.72、p=0.02)であり、試験群における有意な延長が認められた。 また、初回治療終了時に既知の耐性変異が検出されなかった群(耐性機序不明(unknown)群)は、既知の耐性変異が出現した群よりも2L PFSが良好であった(7.4ヵ月 vs 4.6ヵ月、ハザード比:0.63、p=0.01)。

結論

ライブリバント+ラズクルーズ併用療法は、タグリッソ単剤と比較して、既知の耐性の出現を低減し、初回治療だけでなく、次治療の長期的な効果につながっていることが示唆される。 参照元: Long-Term Impact of First-Line Amivantamab Plus Lazertinib Versus Osimertinib on Mechanisms of Acquired Resistance in MARIPOSA: A Brief Report(J Thorac Oncol 2026 Doi: 10.1016/j.jtho.2026.103894.)
ニュース 肺がん EGFRアミバンタマブライブリバント非小細胞肺がん

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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