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HER2変異陽性非小細胞肺がんに対するヘルネクシオス、初回治療において良好な抗腫瘍効果を示す The New England Journal of Medicineより

[公開日] 2026.05.14[最終更新日] 2026.05.08

2026年4月15日、医学誌「The New England Journal of Medicine」にて、HER2変異陽性の未治療の進行・再発非小細胞肺がん(NSCLC)を対象に、新規HER2選択的チロシンキナーゼ阻害薬ヘルネクシオス(一般名:ゾンゲルチニブ)の有効性と安全性を検証した第1a/1b相試験(Beamion LUNG-1)の結果が報告された。

試験デザイン

対象

コホート2:HER2変異を有する、未治療の進行または転移のある非扁平上皮非小細胞肺がん患者さん(n=74) 探索的コホート(コホート4):上記条件かつ活動性の脳転移を有する患者さん(n=30)

治療法(レジメン)

ヘルネクシオス120mgを1日1回経口投与

評価項目

主要評価項目:独立中央判定(BICR)による客観的奏効率(ORR) 副次評価項目:奏効期間(DOR)、無増悪生存期間(PFS)

結果

有効性

コホート2において、主要評価項目であるORRは76%(95%信頼区間:65-84%)、またDORの中央値は15.2ヵ月(95%信頼区間:9.8-評価不能)、PFSの中央値は14.4ヵ月(95%信頼区間:11.1-評価不能)であり、ヘルネクシオスによる持続的な有効性が示された。 また、活動性の脳転移を有する患者さんを対象としたコホート4では、RANO-BM基準に基づく頭蓋内ORRは47%(95%信頼区間:30-64%)であり、中枢神経系への有効性も確認された。

安全性

コホート2において、治療関連有害事象(TRAE)の発現率は91%、グレード3以上のTRAEは19%(14例)に認められた。 また、活動性脳転移コホートにおけるグレード3以上のTRAE発現率は17%(5例)であった。

結論

HER2変異を有する未治療の進行・再発NSCLCにおいて、ヘルネクシオスは高い奏効率と良好なPFSを示した。また安全性に関しても、治療関連有害事象の多くは低グレードであった。 参照元: First-Line Zongertinib in Advanced HER2-Mutant Non-Small-Cell Lung Cancer(N Engl J Med. 2026 doi: 10.1056/NEJMoa2516969.)
ニュース 肺がん HER2ゾンゲルチニブヘルネクシオス非小細胞肺がん

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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