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再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫に対するデュベリシブ、良好な有効性・安全性を示す Journal of Clinical Oncologyより

[公開日] 2026.05.13[最終更新日] 2026.05.07

2026年4月22日、医学誌「Journal of Clinical Oncology」にて、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)を対象に、PI3K-δ/γ二重阻害薬デュベリシブ単剤療法の有効性と安全性を検証した第2相試験(PRIMO)の最終解析結果が報告された。

試験デザイン

対象

少なくとも1レジメン2サイクル以上の標準的な前治療歴を有する、18歳以上の再発または難治性PTCL患者さん

治療法(レジメン)

デュベリシブを1回75mg、1日2回で2サイクル(腫瘍制御の最大化)→1回25mg、1日2回に減量(晩期毒性の軽減)→病勢進行または忍容不能な毒性が現れるまで継続(n=123)

結果

有効性

全体集団(n=123)において、客観的奏効率(ORR)は48.0%、完全奏効率(CRR)は33.3%であった。また、無増悪生存期間(PFS)の中央値は3.4ヵ月、全生存期間(OS)の中央値は12.4ヵ月、奏効期間(DOR)の中央値は7.9ヵ月であった。 特に、サブグループである血管免疫芽球性T細胞リンパ腫(AITL)において顕著な有効性が認められ、ORRは62.2%、CRRは51.4%に達した。この集団におけるPFS中央値は8.3ヵ月、OS中央値は18.1ヵ月、DOR中央値は11.3ヵ月と、全体集団を大きく上回る良好な結果であった。

安全性

治療治療中に発現した有害事象(TEAE)はほぼ全例(97.6%)で認められ、グレード3以上のTEAEは74.0%(91/123人)に発生した。 有害事象による休薬は44.7%、減量は9.8%の患者さんで実施された。

結論

再発または難治性のPTCL患者において、PI3K-δ/γ二重阻害薬デュベリシブは臨床的に意義のある有効性と管理可能な安全性を示した。特にAITL集団においてその効果は顕著であり、今後のさらなる開発を支持する結果である。 参照元: Duvelisib Induces Deep Responses in PTCL: Final Results of the Phase 2 PRIMO Trial of Duvelisib in Relapsed/Refractory Peripheral T-Cell Lymphoma(J Clin Oncol. 2026 doi: 10.1200/JCO-25-03120.)
ニュース 悪性リンパ腫 デュベリシブ末梢性T細胞リンパ腫血管免疫芽球性T細胞リンパ腫

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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