• 検索
  • お問い合わせ
  • お知らせ
  • メニュー
  • がん種
  • 特集
  • 治験
  • リサーチ
  • イベント
  • 動画
  • 体験談
  • 患者会
  • 辞典
  • お役立ち

限局型小細胞肺がんに対する同時化学放射線療法後のイミフィンジによる維持療法、サブグループ解析でも有効性を認める Journal of Thoracic Oncologyより

[公開日] 2026.04.24[最終更新日] 2026.04.24

2026年3月30日、医学誌「Journal of Thoracic Oncology」にて、限局型小細胞肺がん(LS-SCLC)に対する新たな標準治療として、同時化学放射線療法(cCRT)後のイミフィンジ(一般名:デュルバルマブ)による維持療法の有効性を検証した第3相試験(ADRIATIC)のサブグループ解析結果が報告された。

試験デザイン

対象

cCRT後に病勢進行が認められなかったLS-SCLC患者

治療法(レジメン)

患者は以下のいずれかの治療を最大24ヵ月間受けた。 試験群:イミフィンジ投与 対照群:プラセボ投与

評価項目

全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)

結果

有効性(サブグループ別解析)

対照群と比較して、試験群におけるOSおよびPFSの改善がこれまでに認められており、今回の解析では、cCRTの化学療法の種類(シスプラチンまたはカルボプラチン)、放射線照射の方法(1日1回または2回)、および予防的全脳照射(PCI)の有無などのサブグループ別の有効性が報告された。 化学療法の種類別では、シスプラチン+エトポシド使用例でOSハザード比は0.82(95%信頼区間:0.61-1.10)、カルボプラチン+エトポシド使用例でOSハザード比は0.56(95%信頼区間:0.35-0.89)であった。 放射線照射の方法別では、1日1回照射(60-66Gy)でOSハザード比は0.72(95%信頼区間:0.55-0.96)、1日2回照射(45Gy)でOSハザード比は0.68(95%信頼区間:0.40-1.14)であった。 また予防的全脳照射(PCI)の有無別では、PCIありの症例でOSハザード比は0.75(95%信頼区間:0.52-1.07)、PCIなしでOSハザード比は0.71(95%信頼区間:0.51-0.99)であった。 PFSに関しても、全てのサブグループでイミフィンジの有効性が認められた。

安全性

安全性プロファイルは、いずれのサブグループにおいても概ね一貫しており、新たな懸念は認められなかった。

結論

ADRIATIC試験におけるイミフィンジの維持療法は、先行するcCRTの内容やPCIの有無、治療開始までの期間に関わらず概ね一貫した生存利益を示した。この結果は、LS-SCLCにおける新たな標準治療としてのイミフィンジの使用を支持するものである。 参照元: Durvalumab Consolidation in Limited-Stage SCLC: Outcomes by Prior Concurrent Chemoradiotherapy and Prophylactic Cranial Irradiation in the Phase 3 ADRIATIC Trial(J Thorac Oncol 2026. doi:10.1016/j.jtho.2026.103703.)
ニュース 小細胞肺がん イミフィンジデュルバルマブ限局型

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

おすすめ記事

治験・臨床試験

一覧を見る

リサーチ・調査

一覧を見る

ニュース

一覧を見る

イベント

一覧を見る

動画

一覧を見る

体験談

一覧を見る

患者会

一覧を見る

電話受付:平日(月〜金)10:00-18:00

※オペレーターが受付いたします。内容に応じて専門のスタッフへおつなぎいたします。