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EZH2阻害剤タズベリクの日本国内における投与および販売中止を発表 エーザイ
[公開日] 2026.03.19[最終更新日] 2026.03.19
エーザイ株式会社は3月19日、日本国内で製造販売を行うEZH2阻害剤「タズベリク錠200mg(一般名:タゼメトスタット)」について、投与中止の判断を行い、すべての患者で同剤の投与が行われていないことが確認できた段階で、販売自体も中止する予定と発表した。
エーザイは、仏Ipsen社が決定した米国等でのタズベリクの販売中止を受け、SYMPHONY-1試験を含む海外臨床試験、および国内外の市販後を含む安全性データの収集と精査を進めていた。その結果、追加で入手した現時点の安全性データから、タズベリクの併用投与および単剤投与のいずれにおいても、血液系の二次性悪性腫瘍が複数例発生していることを確認したという。
これらを総合的に評価し、同社は日本における使用条件下においても、血液系の二次性悪性腫瘍発症のリスクを最大限考慮する必要があると判断。同剤を使用している医療機関に対して、現在投与中の患者には速やかに投与中止を検討すること、および新規投与は行わないことを要請する情報伝達を開始している。
タズベリクは、エーザイとIpsen社子会社の米Epizyme社が共同で研究開発を行った、EZH2を標的とする経口低分子阻害剤。EZH2を選択的かつ競合的に阻害することで、がん関連遺伝子の発現を制御するメカニズムを持つ。日本では、「再発又は難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫(標準的な治療が困難な場合に限る)」の単剤療法として承認されており、日本国内における開発および商業化の独占的権利は、エーザイが有している。
SYMPHONY-1試験は、Ipsen社の主導で実施されている第1b/3相試験であり、米国、欧州、中国を含む15カ国(日本国内の施設は不参加)で実施されていた。少なくとも1回の化学療法歴がある再発・難治性の濾胞性リンパ腫患者を対象としており、2次治療の標準治療である「リツキシマブ+レナリドミド併用療法(R2療法)」にタズベリクを上乗せすることによる無増悪生存期間(PFS)の延長を検証するものであった。
参照元:
エーザイ株式会社 ニュースリリース
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