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局所進行非小細胞肺がんにおける術前化学免疫療法に対する抗菌薬およびプロトンポンプ阻害薬の影響の検討 Lung Cancerより

[公開日] 2026.03.18[最終更新日] 2026.03.16

2026年2月26日、医学誌「Lung Cancer」より、切除可能な進行非小細胞肺がん(NSCLC)に対する術前補助療法としてのオプジーボ(一般名:ニボルマブ)と化学療法の併用療法における、治療開始前の抗菌薬およびプロトンポンプ阻害薬(PPI)の使用と病理学的奏効に関する、日本国内29施設が参加した多施設共同レトロスペクティブ研究の結果が報告された。

試験デザイン

対象

2023年3月から2024年7月の間に、術前療法としてオプジーボと化学療法の併用療法を受けた、切除可能な臨床病期II-III期のNSCLC患者131例のうち、根治手術を施行した113例が解析対象となった。

評価項目

治療開始前30日以内の「抗菌薬」および「PPI」の使用状況と、病理学的完全奏効(pCR)や主要な病理学的奏効(MPR)、客観的奏効率(ORR)などとの関連が評価された。

結果

解析対象となった113名のうち、抗菌薬の使用者は5例(4.4%)、PPIの使用者は23例(20.4%)であった。 解析の結果、抗菌薬およびPPIの使用の有無による臨床病理学的効果の統計学的有意な差は認められなかった。 各評価項目における結果は、抗菌薬の使用の有無別に、ORRが80.0%と70.4%(p=1.000)、pCRが40.0%と35.8%(p=1.000)、MPRが60.0%と59.6%(p=1.000)であった。 また、PPIの使用の有無別に、ORRが78.3%と68.9%(p=0.532)、pCRが43.5%と33.3%(p=0.507)、MPRが60.9%と58.9%(p=1.000)であった。

結論

切除可能なNSCLC患者における術前補助療法としての免疫チェックポイント阻害薬(ICI)使用において、治療前の抗菌薬およびPPIの先行使用は、画像上の奏効や病理学的奏効と有意な関連を示さなかった。 今後、より大規模なサンプルサイズと長期的な生存期間のフォローアップによるさらなる検証が必要である。 参照元: Lack of impact of antibiotics and proton pump inhibitors on the efficacy of preoperative chemoimmunotherapy in locally advanced non-small cell lung cancer: A multicenter retrospective study(Lung Cancer 2026 DOI: 10.1016/j.lungcan.2026.109344.)
ニュース 肺がん PPI抗菌薬術前化学免疫療法非小細胞肺がん

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