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切除可能なIII期非小細胞肺がんに対する周術期療法としてのオプジーボ併用療法、縦隔リンパ節転移陽性症例に対しても高い効果を示す Nature Cancerより

[公開日] 2026.02.06[最終更新日] 2026.02.06

2026年1月8日、医学誌『Nature Cancer』にて、切除可能なIII期の非小細胞肺がん(NSCLC)を対象に、周術期療法としてのオプジーボ(一般名:ニボルマブ)併用療法の有効性を検証した第3相CheckMate 77T試験の探索的解析結果が報告された。本解析では、特に予後不良とされるN2(縦隔リンパ節転移)陽性患者におけるベネフィットが評価された。

試験デザイン

対象

切除可能なIII期のNSCLC患者(N2陽性および非N2を含む)

治療法(レジメン)

試験群:術前療法としてのオプジーボ+化学療法→術後療法としてのオプジーボ 対照群:術前療法としてのプラセボ+化学療法→術後療法としてのプラセボ

評価項目

主要評価項目:無イベント生存期間(EFS) 副次評価項目:病理学的完全奏効(pCR)率、手術実施率、リンパ節のダウンステージングなど

結果

有効性

今回の報告の解析対象であるN2陽性患者において、試験群は対照群と比較してEFSおよびpCR率を顕著に改善した。 1年EFS率は、オプジーボ群で70%に対して対照群で45%であった(ハザード比:0.46、95%信頼区間:0.30-0.70)。また、pCR率は試験群で22.0%に対して対照群で5.6%であった。 さらに、より進行した「複数N2ステーション(multistation N2)」患者においても、1年EFS率はそれぞれの群で71%対46%(ハザード比:0.43)、pCR率は29.0%対2.7%と、同様に試験群で良好な結果を示した。 手術に関しては、N2群のオプジーボ投与例において、手術施行患者の67%でリンパ節のダウンステージングが認められ(対照群は59%)、57%がN0(リンパ節転移陰性)まで改善した(対照群は44%)。 一方で、非N2(N0/N1)患者におけるEFS中央値は、試験群で未到達に対して対照群で17.0カ月であった(1年EFS率:74%対62%、ハザード比:0.60)。

安全性

今回の解析において、新たな安全性シグナルは確認されなかった。

結論

今回のCheckMate 77T試験の探索的解析は、周術期のオプジーボ+術前化学療法が、予後不良とされるN2陽性のIII期NSCLC患者に対しても高い有効性が期待できることを示しており、周術期免疫療法の使用を支持する結果である。 参照元: Clinical outcomes with perioperative nivolumab by nodal status in patients with stage III resectable NSCLC: phase 3 CheckMate 77T exploratory analysis(Nat Cancer 2026. doi:10.1038/s43018-025-01104-z.)
ニュース 肺がん オプジーボニボルマブ非小細胞肺がん

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