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再発/難治性濾胞性リンパ腫に対するレブラミド+リツキサンへのエプキンリの上乗せ、奏効率・無増悪生存期間を有意に改善 The Lancetより

[公開日] 2026.01.15[最終更新日] 2026.01.13

2025年12月7日、医学誌『The Lancet』にて再発または難治性の濾胞性リンパ腫を対象に、レブラミド(一般名:レナリドミド)+リツキサン(一般名:リツキシマブ)に対するエプキンリ(一般名:エプコリタマブ)の上乗せを検討した国際共同第3相無作為化EPCORE FL-1試験の中間解析の結果が報告された。

試験デザイン

対象

1ライン以上の全身療法歴を持つ再発または難治性の濾胞性リンパ腫患者

治療法(レジメン)

試験群:エプキンリ+レブラミド+リツキサン(n=243) 対照群:レブラミド+リツキサン(n=245)

評価項目

主要評価項目:独立判定委員会による全奏効率(ORR)と無増悪生存期間(PFS) 副次評価項目:完全奏効達成率、全生存期間(OS)、微小残存病変(MRD)陰性達成率

結果

有効性

追跡期間中央値14.8ヶ月時点において、有効性主要評価項目(ORR)は、試験群で95%(95%信頼区間:92–97)に対して対照群で79%(95%信頼区間:74–84)であり、試験群で有意な改善が認められた(p<0.0001)。 もうひとつの主要評価項目であるPFSの中央値は、試験群で未到達に対して対照群で11.7ヶ月であり、試験群で有意な改善が認められた(ハザード比:0.21、95%信頼区間:0.14-0.31、p<0.0001)。また16ヶ月時点での推定PFS率は、試験群で85.5%に対して対照群で40.2%であった。

安全性

グレード3以上の有害事象の発現率は、試験群で90%(219例)に対して対照群で68%(161例)であった。 試験群において、サイトカイン放出症候群(CRS)が発生したが、すべて低グレード(グレード1:21%、グレード2:5%)であり、管理可能であった。 有害事象は既知の安全性プロファイルと一致し、新たな安全性に関する懸念は特定されなかった。

結論

少なくとも1ラインの治療歴を持つ再発または難治性の濾胞性リンパ腫において、レブラミド+リツキサン併用療法に対するエプキンリの追加は、ORRおよびPFSを有意に改善した。 今回の結果は、エプキンリ+レブラミド+リツキサンの3剤併用療法が、濾胞性リンパ腫に対する二次治療以降の新たな標準治療の選択肢となる可能性を示唆している。 参照元: Epcoritamab, lenalidomide, and rituximab versus lenalidomide and rituximab for relapsed or refractory follicular lymphoma (EPCORE FL-1): a global, open-label, randomised, phase 3 trial(The Lancet 2025 DOI: 10.1016/S0140-6736(25)02360-8)
ニュース 悪性リンパ腫 エプキンリエプコリタマブ濾胞性リンパ腫

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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