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髄外性形質細胞腫を有する再発又は難治性の多発性骨髄腫に対するテクベイリ+タービー、良好な抗腫瘍効果を示す New England Journal of Medicineより

[公開日] 2026.01.09[最終更新日] 2025.12.23

2025年12月7日、医学誌『New England Journal of Medicine』にて、髄外性形質細胞腫を有する再発又は難治性の多発性骨髄腫に対するテクベイリ(一般名:テクリスタマブ(遺伝子組換え))+タービー(一般名:トアルクエタマブ(遺伝子組換え))の併用療法を評価した第2相RedirecTT-1試験の結果が報告された。

試験デザイン

対象

免疫調節薬、プロテアソーム阻害剤及び抗CD38モノクローナル抗体製剤の治療歴があり、髄外性形質細胞腫を有する再発又は難治性の多発性骨髄腫患者

治療法(レジメン)

テクベイリ+タービー併用療法の単群試験(n=90)

評価項目

主要評価項目:全奏効率(ORR) 副次的評価項目:奏効期間(DoR)、無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、安全性など

結果

有効性

追跡期間中央値12.6カ月において、奏効率は79%(95%信頼区間:69-87%)、また奏効が得られた患者のうち、64%(95%信頼区間:48-76%)が12カ月以上の奏効期間を維持した。 また12カ月時点のPFS率は61%(95%信頼区間:50-71%)、OS率は74%(95%信頼区間:63-83%)であった。

安全性

一般的な有害事象(全グレード)は、口腔症状(87%:味覚異常、口内乾燥、嚥下障害など)、サイトカイン放出症候群(CRS:78%)、非発疹性皮膚症状(69%)であった。 グレード3以上有害事象発現率は76%であり、最も多かった症状は血液毒性、また31%に感染症が発生した。 有害事象により薬剤の投与中止に至った症例は6%、また追跡期間中に認められた死亡例は10例であり、5例は感染症、5例は治験薬に関連するものであった。

結論

今回の試験における髄外性形質細胞腫を有する再発又は難治性の多発性骨髄腫患者の大部分が、テクベイリ+タービーに奏効を示した。 また、グレード3以上の有害事象の発現率は高かったが、各薬剤の単剤療法における過去の観察結果と一致していた。 参照元: Dual Targeting of Extramedullary Myeloma with Talquetamab and Teclistamab(N. Engl. J. Med. 2025 DOI: 10.1056/NEJMoa2514752)
ニュース 多発性骨髄腫 タービーテクベイリテクリスタマブトアルクエタマブ

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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