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未治療の進行食道がんまたは食道胃接合部がんに対するキイトルーダ+化学療法、長期追跡後も有効性を維持 ESMO Openより

[公開日] 2025.12.15[最終更新日] 2025.12.10

2025年11月18日、医学誌『ESMO Open』にて、未治療の進行食道がんまたは食道胃接合部がんを対象に、キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)と化学療法の併用療法の有効性と安全性を評価した国際共同第3相KEYNOTE-590試験の5年長期追跡結果が報告された。

試験デザイン

対象

未治療の進行食道がんまたはSiewert分類1型食道胃接合部がん

治療法(レジメン)

試験群:キイトルーダ+化学療法(n=373) 対照群:プラセボ+化学療法(n=376)

評価項目

主要評価項目:治験医師評価による全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS) 副次的評価項目:客観的奏効率(ORR)、奏効期間(DOR)、安全性など

結果

追跡期間中央値22.6ヶ月時点で、試験群は対照群と比較して、管理可能な安全性プロファイルを示し、生存率を有意に改善することが示されていた。 今回は、追跡期間中央値58.8ヶ月(範囲:49.2-70.6ヶ月)時点における結果が報告された。

有効性

主要評価項目であるOSの中央値は、試験群で12.3ヶ月に対して対照群で9.8ヶ月であり、試験群で有意な改善が認められた(ハザード比:0.72、95%信頼区間:0.62–0.84)。また、5年生存率は試験群で10.6%に対して対照群で3.0%であった。 PFSに関しても、中央値は試験群で6.3ヶ月に対して対照群で5.8ヶ月であり、試験群で有意な改善を示した(ハザード比:0.64、95%信頼区間:0.54–0.75)。 サブグループ解析においては、特にPD-L1陽性症例(combined positive score(CPS)≥1)、キイトルーダ+化学療法の効果が認められた。

安全性

グレード3以上の治療関連有害事象は、試験群で71.9%に対して対照群で67.6%に発生した。 今回の長期追跡において、新たな安全性シグナルは認められず、有害事象は管理可能であった。

結論

同試験では、未治療の進行食道がん/食道胃接合部がんに対し、特にCPS≥1の症例において、キイトルーダ+化学療法が持続的な有効性を示すことが確認された。これは、キイトルーダ+化学療法が標準治療に適していることを改めて支持している。 参照元: Pembrolizumab plus chemotherapy versus chemotherapy for advanced esophageal cancer: 5-year extended follow-up for the randomized phase III KEYNOTE-590 study(ESMO Open. 2025 DOI: 10.1016/j.esmoop.2025.105854.)
ニュース 食道がん 胃がん キイトルーダペムブロリズマブ食道胃接合部がん

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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