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【販売開始】がん化学療法後に増悪したHER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発非小細胞肺がんに対するヘルネクシオス、販売を開始 日本ベーリンガーインゲルハイム

[公開日] 2025.11.19[最終更新日] 2025.11.14

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社は11月12日、「がん化学療法後に増悪したHER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」を適応とするヘルネクシオス60mg錠(一般名:ゾンゲルチニブ)の日本における販売を開始したことを発表した。 HER2遺伝子異常は肺がんの約4%に認められ、HER2の過剰発現や過剰な活性化を引き起こし、細胞死の阻害や細胞増殖につながる。 ヘルネクシオス錠は、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能または転移性の固形がんを対象に、単剤療法として評価された第1相非盲検用量漸増試験(用量の確認と拡大を含む)Beamion-LUNG-1試験の結果に基づき、2025年9月19日に製造販売承認を取得した。 同試験においてヘルネクシオス錠は、治療歴のある非小細胞肺がん(NSCLC)における客観的奏効率(ORR)は71%(95%信頼区間:60-80%)であり、完全奏効率(CR)は7%、部分奏効率は64%、病勢コントロール率(DCR)は96%を示した。 最も多く報告された有害事象(AE)はグレード1の下痢(48%)であり、グレード3以上の治験薬関連有害事象の発現率は17%であった。 なおヘルネクシオス錠は、同適応症に対する分子標的薬として、国内初の経口薬である。 参照元: ベーリンガーインゲルハイム株式会社 プレスリリース
ニュース 肺がん HER2ゾンゲルチニブヘルネクシオス

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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