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【試験開始】HER2過剰発現の非扁平上皮非小細胞肺がんに対するエンハーツ+キイトルーダの第3相試験、患者への投与を開始 第一三共
[公開日] 2025.11.10[最終更新日] 2025.10.31
第一三共株式会社は10月31日、HER2過剰発現の転移性非扁平上皮非小細胞肺がんへの一次治療を対象とした、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)エンハーツ(一般名:トラスツズマブ デルクステカン;T-DXd)のグローバル第3相臨床試験(DESTINY-Lung06)において、最初の患者への投与を開始したことを発表した。
HER2は、肺がん、乳がん、胃がんや大腸がんを含む多くのがん細胞表面に発現するタンパク質。HER2過剰発現は非小細胞肺がんの約20%に見られ、予後の不良に関係していると言われている。
同試験は、HER2過剰発現かつActionable遺伝子変異(治療標的となり得る遺伝子変異)がなく、PD-L1発現率が50%未満の局所進行・切除不能または転移性の非扁平上皮非小細胞肺がんへの一次治療を対象に、エンハーツ+キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)の併用療法の有効性と安全性を、化学療法+キイトルーダの併用療法と比較するグローバル第3相臨床試験。主要評価項目は無増悪生存期間(PFS)で、重要な副次評価項目は全生存期間(OS)、またその他の副次評価項目には、客観的奏効率(ORR)、奏効期間および安全性等が含まれる。
日本を含むアジア、欧州、北米および南米において、686名の患者を登録する予定だ。
参照元:
第一三共株式会社 プレスリリース
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