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治療歴のある進展型小細胞肺がんに対するイフィナタマブ デルクステカン、良好な抗腫瘍効果を示す -第一三共-

[公開日] 2025.09.16[最終更新日] 2025.09.12

第一三共株式会社は9月8日、抗B7-H3抗体薬物複合体(ADC)イフィナタマブ デルクステカン(I-DXd)について、治療歴のある進展型小細胞肺がんを対象としたグローバル第2相IDeate-Lung01試験の最新データを発表した。 治療歴のある進展型小細胞肺がん患者137例において、主要評価項目である客観的奏効率は48.2%(完全奏効が3例、部分奏効が63例)であった。また、奏効期間の中央値は5.3ヶ月、病勢コントロール率は87.6%、無増悪生存期間の中央値は4.9ヶ月、全生存期間の中央値は10.3ヶ月であった。 サブグループ解析において、二次治療における客観的奏効率は56.3%(32例のうち、完全奏効が0例、部分奏効が18例)、三次治療以降においては45.7%(105例のうち完全奏効が3例、部分奏効が45例)であった。また奏効期間の中央値はそれぞれ、7.2ヶ月と4.3ヶ月、病勢コントロール率は96.9%と84.8%であった。 試験開始時点で脳転移のあった65例においては、頭蓋内病変の客観的奏効率が46.2%であった。 安全性については、新たな懸念は認められず、他の試験と同様の傾向を示した。グレード3以上の治療関連有害事象は36.5%に認められた。また間質性肺疾患(ILD)については、17例(12.4%)がILD独立判定委員会により治療関連ILDと判定され、グレード1または2が11例(8.0%)、グレード3が4例(2.9%)、グレード5が2例(1.5%)であった。 なお同データの詳細は、世界肺がん学会(WCLC 2025)で発表されたものである。 参照元: 第一三共株式会社 プレスリリース
ニュース 小細胞肺がん B7-H3イフィナタマブ デルクステカン進展型

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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