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【保険適用】FGFR3遺伝子異常を有する根治切除不能な尿路上皮がん治療薬バルバーサのコンパニオン診断薬が保険適用を取得 キアゲン
[公開日] 2025.09.04[最終更新日] 2025.09.03
株式会社キアゲンは9月1日、がん化学療法後に増悪したFGFR3遺伝子変異又は融合遺伝子を有する根治切除不能な尿路上皮がんに対するJohnson & Johnson(法人名:ヤンセンファーマ)のFGFRチロシンキナーゼ阻害剤「バルバーサ錠3mg、同4mg、同5mg(一般名:エルダフィチニブ)」に対するコンパニオン診断薬の保険適用を取得したと発表した。
FGFRは受容体型チロシンキナーゼの一種で、さまざまなタイプのがんにおいて、遺伝子異常によって活性化され、がん細胞の増殖と生存を増大させる可能性がある。FGFR遺伝子異常は、転移性の尿路上皮がんのうち5人に1人の割合で認められる。
バルバーサは、尿路上皮がんへの新たな治療選択肢であるFGFRチロシンキナーゼ阻害剤で、バルバーサの投薬判断に際してFGFR3遺伝子変異の有無の診断は不可欠である。
今回、コンパニオン診断薬が保険適用となったtherascreen FGFR遺伝子変異・融合遺伝子検出キットRGQ「キアゲン」は、リアルタイムPCR技術(DNAの増幅をリアルタイムに測定する技術)を用いて、患者の組織から抽出したRNA中の以下6種のFGFR3遺伝子変異・融合遺伝子を検出する。これにより、FGFR遺伝子異常の有無を迅速かつ安定的に診断することが可能となる。
なお、同キットの保険点数は 2,500 点である。
参照元:
株式会社キアゲン プレスリリース
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