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【試験開始】ホルモン受容体陽性HER2陰性進行乳がんを対象とするパトリツマブ デルクステカンの第3相試験、患者への投与を開始 第一三共
[公開日] 2025.09.01[最終更新日] 2025.09.02
第一三共株式会社は8月28日、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性(IHC 0, IHC 1+ または IHC 2+/ISH-)の手術不能または転移性乳がんを対象とした、抗HER3抗体薬物複合体(ADC)パトリツマブ デルクステカン(HER3-DXd/U3-1402)のグローバル第3相HERTHENA-Breast04試験において、最初の患者への投与を開始したと発表した。
同試験は、内分泌療法およびCDK4/6阻害剤による術後補助療法または一次治療で病勢進行したHR陽性かつHER2陰性の手術不能または転移性乳がんを対象に、HER3-DXdの有効性および安全性を治験医師選択薬と比較して評価するグローバル第3相臨床試験。主要評価項目は無増悪生存期間および全生存期間で、副次評価項目には客観的奏効率、奏効期間および安全性が含まれる。
日本を含むアジア、欧州、北米および南米において、約1,000名の患者を登録する予定である。
同剤が標的とするHER3は、細胞増殖と生存に関連するチロシンキナーゼ受容体のHERファミリーのひとつで、乳がんの約90%に発現している。現在、乳がんを含むあらゆるがん種で、HER3を標的として承認されている治療薬はない。
参照元:
第一三共株式会社 プレスリリース
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