• 検索
  • 相談
  • お知らせ
    2
  • メニュー
  • がん種
  • 特集
  • 治験
  • リサーチ
  • イベント
  • 体験談
  • 患者会
  • 辞典
  • お役立ち

【臨床試験開始】去勢抵抗性前立腺がんを対象としたイフィナタマブ デルクステカンの第3相試験、患者への投与を開始 第一三共

[公開日] 2025.06.24[最終更新日] 2025.06.24

第一三共株式会社は6月19日、転移性の去勢抵抗性前立腺がん患者を対象とした抗B7-H3抗体薬物複合体(ADC)イフィナタマブ デルクステカン(IDXd/DS-7300)のグローバル第3相IDeate-Prostate01試験において、最初の患者への投与を開始したことを報告した。同試験は、小細胞肺がん、食道扁平上皮がんに続き、同剤における3番目の第3相臨床試験である。 早期の前立腺がんの10~20%は、アンドロゲン受容体シグナル阻害薬などのホルモン療法後、5年以内に転移期に進行する。現在の標準治療として、アンドロゲン受容体シグナル阻害薬(ホルモン療法)の後は、タキサンベースの化学療法が行われるが、予後不良によって多くの患者はその後の化学療法を受けられないため、治療効果を改善する新たなアプローチが必要とされている。 同試験は、1つまたは2つのアンドロゲン受容体シグナル阻害薬による前治療歴があり、治療中または治療後に病勢進行した転移性の去勢抵抗性前立腺がん患者を対象として、同剤の有効性および安全性をドセタキセル(化学療法)と比較・評価するグローバル第3相臨床試験である。日本を含むアジア、欧州、北米およびオセアニアにおいて約1,440名の患者が登録される予定だ。 なお、本試験の開始は、欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2022/2023)で発表された同剤の第1/2相IDeate-PanTumor01試験における、複数の前治療歴のある転移性の去勢抵抗性前立腺がん患者を対象としたサブグループ解析の結果に基づいて実施されている。 参照元: 第一三共株式会社 プレスリリース
ニュース 前立腺がん イフィナタマブ デルクステカン去勢抵抗性

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

治験・臨床試験

一覧を見る

リサーチ・調査

一覧を見る

ニュース

一覧を見る

イベント

一覧を見る

患者会

一覧を見る

電話受付:平日(月〜金)10:00-18:00