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転移性ホルモン感受性前立腺がんに対するイクスタンジ+アンドロゲン除去療法、長期追跡後も生存期間の改善を示す 米ファイザー社ら

[公開日] 2025.05.28[最終更新日] 2025.05.26

米ファイザー社は5月22日、転移性ホルモン感受性前立腺がんを対象に、アステラス製薬株式会社と共同で開発を進めているアンドロゲン受容体阻害薬イクスタンジ(一般名:エンザルタミド)+アンドロゲン除去療法の有効性を比較検証した第3相のARCHES試験(NCT02677896)の長期5年追跡結果を公表した。 ARCHES試験は、転移性ホルモン感受性前立腺がん患者(N=1150人)に対して、1日1回イクスタンジ160mg+アンドロゲン除去療法を実施する群(N=574人)、またはプラセボ+アンドロゲン除去療法を実施する群(N=576人)に無作為に振り分け、主要評価項目として画像診断による無増悪生存期間(rPFS)、副次評価項目として全生存期間(OS)などを比較検証した国際多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照試験である。 本試験の追跡期間中央値61.4ヶ月時点において、5年全生存率はイクスタンジ併用群で66%に対してアンドロゲン除去療法単独群で53%を示し、イクスタンジ併用により死亡リスクが30%減少した。またこの生存期間の改善は、ドセタキセル治療歴の有無や腫瘍体積に関わらず、一貫して認められ、特に腫瘍体積の大きい症例では、OSが36ヶ月延長した。 安全性に関しては、これまでのARCHES試験の解析結果と一致しており、新たな安全性シグナルは認められなかった。 なお、結果の詳細は今後、学術雑誌および学術集会にて発表予定である。 参照元: 米ファイザー社 プレスリリース
ニュース 前立腺がん ホルモン感受性

山田創

製薬会社、オンコロジーメディアの運営を経て、フリーのメディカルライターへ転身。Twitterアカウント「@So_Yamada_」

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