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【治験開始】食道扁平上皮がんに対する2次治療としてのイフィナタマブ デルクステカン、第3相臨床試験が開始 第一三共

[公開日] 2025.05.23[最終更新日] 2025.05.21

第一三共株式会社は5月20日、B7-H3を標的とした抗体薬物複合体(ADC)イフィナタマブ デルクステカン(I-DXd)の既治療の食道扁平上皮がんを対象としたグローバル第3相試験(IDeate-Esophageal01)において、最初の患者への投与を開始したことを発表した。 I-DXdは、食道扁平上皮がんを含む様々ながん種において過剰発現しているタンパク質B7-H3を標的とした抗体に、トポイソメラーゼⅠ阻害剤を結合させたADC。現在、B7-H3を標的として承認されている治療薬はない。 IDeate-Esophageal01試験は、プラチナ製剤ベースの化学療法および免疫チェックポイント阻害剤による治療後に病勢進行した進行または転移性の食道扁平上皮がんを対象として、2次治療としてのI-DXdの有効性および安全性を、治験医師選択薬(化学療法)と比較検討するグローバル第3相臨床試験。主要評価項目は全生存期間、副次評価項目には無増悪生存期間、客観的奏効率および安全性が含まれる。日本を含むアジア、欧州および北米において約510名の患者の登録を目指すとしている。 なお、同試験の開始は、欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2022/2023)で発表された第1/2相試験(IDeate-PanTumor01)における、複数の前治療歴のある食道扁平上皮がん患者を対象としたサブグループ解析の結果に基づくものである。 参照元: 第一三共株式会社 プレスリリース
ニュース 食道がん B7-H3I-DXdイフィナタマブ デルクステカン食道扁平上皮がん

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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