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【承認】ライブリバント、EGFR変異陽性の進行非小細胞肺がんに対する化学療法との併用療法で承認を取得 ヤンセンファーマ
[公開日] 2025.05.22[最終更新日] 2025.05.21
Johnson & Johnson(ヤンセンファーマ株式会社)は5月19日、二重特異性抗体「ライブリバント点滴静注350mg(一般名:アミバンタマブ〔遺伝子組換え〕」と化学療法(カルボプラチン及びペメトレキセドナトリウム)との併用療法について、既承認の効能又は効果である「EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」に対する用法及び用量の一部変更の承認を取得したことを発表した。
今回の承認は、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)であるオシメルチニブ単剤治療後に増悪したEGFR遺伝子エクソン19欠失変異またはエクソン21のL858R置換変異を有する進行非小細胞肺がん(NSCLC)を対象に、ライブリバント+化学療法の有効性及び安全性を評価した国際共同第3相MARIPOSA-2試験の結果に基づくものである。同試験の結果、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の中央値は、化学療法単独で4.2カ月に対してライブリバント+化学療法で6.3カ月であり、ライブリバント+化学療法により病勢進行又は死亡リスクが52%減少した。さらに奏効率(ORR)は、化学療法単独で29%に対してライブリバント+化学療法で53%であった。
ライブリバント+化学療法に関する安全性プロファイルは、それぞれの単剤の安全性プロファイルと一貫していた。ライブリバントを含むレジメンにおいて、有害事象による全ての薬剤の投与の中止につながる有害事象の発現見率は8%であった。
参照元:
ヤンセンファーマ株式会社 プレスリリース
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