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【発売】抗TROP-2抗体薬物複合体ダトロウェイがホルモン受容体陽性かつHER2陰性進行性乳がんの適応で販売開始 -第一三共-
[公開日] 2025.03.19[最終更新日] 2025.03.19
第一三共株式会社は3月19日、抗TROP-2抗体薬物複合体(ADC)ダトロウェイ(一般名:ダトポタマブ デルクステカン(遺伝子組換え))について、日本での販売を開始したことを発表した。
ダトロウェイは、がん細胞の細胞膜上に高発現する抗原TROP-2と特異的に結合するヒト化モノクローナル抗体に、第一三共社独自のリンカーを介してトポイソメラーゼⅠ阻害剤(DXd)を結合させたもの。同じプラットフォームにより作られた薬剤としては、抗HER2抗体薬物複合体エンハーツ(トラスツズマブ デルクステカン)が挙げられる。
同剤は、化学療法の治療歴を有するホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能または転移性乳がんを対象とした第3相TROPION-Breast01試験の結果に基づき、2024年12月に「化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発がん」を適応として製造販売承認を取得していた。この承認は、ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の進行乳がんを対象とするTROP-2を標的とした薬剤としては日本初。
なお、添付文書の「警告」欄には、間質性肺疾患(ILD)に関する注意が記載されている。
参照元:
第一三共株式会社 プレスリリース
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