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小児・AYA 世代を対象とした患者申出療養によるPARTNER試験の実施施設に岡山大学病院が追加 国立がんセンターら
[公開日] 2025.01.08[最終更新日] 2025.01.06
国立がん研究センターは12月26日、患者申出療養制度を利用した医師主導臨床研究PARTNER試験(NCCH2220)の実施施設として、北海道大学病院、九州大学病院に続いて4カ所目となる岡山大学病院が追加されたことを発表した。
PERTNER試験は、適応外薬または未小児若の使用を希望する小児・AYA世代の患者さんを対象に、2024年1月から国立がん研究センター中央病院で開始された臨床試験である。小児がんに対して国内で承認されている医薬品や、小児・AYA世代の患者さんが参加可能な臨床試験が欧米に比べて少ないという背景から、希望する治療を受けることができない患者さんやご家族の申し出を受け、同試験が始まった。研究の趣旨に賛同した企業から医薬品が無償提供されており、2024年12月現在、5社8医薬品が対象となっている。
同試験は開始当初から、多くの場所で必要な治療を受けられるようにしてほしい、という患者さんの要望に応えるべく、複数施設に拡大することを予定していた。これまで本州においては、東京の国立がんセンター中央病院のみが実施施設であったが、中四国各県や関西地方からもアクセスの良い岡山大学病院で治療を受けることが可能となった。
今回対象施設が増えたことにで、より多くの患者さんが同試験に参加しやすくなり、ドラッグアクセスの改善に寄与することが期待される。また、対象医薬品の拡大により、国内小児・AYA 世代のがんに対する薬事承認の際に参考となるデータの収集をより増やしていくことも目的とされている。
同試験は、今後も施設や医薬品の追加を行っていく予定だ。
参照元:
国立がんセンター プレスリリース
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